2013年4月8日月曜日

“まほうのことば”

「純と愛」(NHK連続テレビ小説)がついに先月末で終わってしまいました(; ;)

私たちの心に直球で投げかけてくる台詞の数々は、まさに “まほうのことば”
それは、きっと作者が私たちに一番伝えたいこと☆

私はいつも本やテレビなどで心の琴線にふれた言葉をメモしているのですが、特に「純と愛」の後半は “まほうのことば”が満載でした~φ(. .)メモメモ

そんな「純と愛」語録より…


純(じゅん)
「私たちはもしかして、言うべきじゃなかったことを言ってしまった後悔と言うべきだった言葉を言えなかった後悔を、繰り返しながら生きているのかもしれない。
 だから、いつも自分の気持ちを隠さず、ちゃんと伝えよう」
(2013.1.26 (97)「えいえんのあい」)
 
「言葉は魔法の源で、人を癒したり、救ったりする力があるんだよ~」
(2013.2.13 (112)「まほうのことば」)
  
「世の中には、不完全な男と不完全な女しかいない。私の愛があなたを作り、あなたの愛が私を作る」
(2013.2.18 (116)「えんむすび」)
愛(いとし)
「俺だってめちゃくちゃ腹立ちますよ。神様いるのかって思いますよ。
でもね、人生はそんな説明できることばかりじゃないんですよ!
こんな理不尽なことばっかり起きてるんですよ!
    
一生懸命頑張っている人間が損をして、ずるして楽しているヤツがのうのうと生きてるんですよ!
だから、いじめとか、差別とか、戦争とか、そんなのがいつまで経っても無くならないんですよ!
それでも俺たちは諦めずに生きていくしかないんですよ。 …

愛するためですよ。自分の大切な仕事や自分の大切な人を愛して、愛して、愛して、愛していけば、笑顔を取り戻せるんですよ。
希望を取り戻せるんですよ。奇跡起こせるんですよ。そう思うことに決めました。今、僕は」
(2013.2.23 (121)「えんむすび」)
  
「よく分からないけど、心が言っている気がするの。
あんまり焦らないで、一日一日今日出来ることを積み上げた方がいいって」
(2013.3.4 (128)「あいのために」)

「愛くん、「信じる」って「人が言う」って書くんだよね。
だから、私はどんなに風が吹いても、どんなに雨が降っても、たとえ嵐や洪水になっても、どんなに不幸に襲われても、苦しさに耐えて血反吐を吐き、這いつくばってでも生きていく。
     
どんなに寂しくても、不安でも、どんなに人にバカにされても、自分を見失わず、明日は晴れると信じ、勇気と情熱と希望を持ち続ける。
このホテルと大切な仲間だけは、何があっても守ってみせる。絶対に失ったりしない。

そのためにも、もっともっと賢くなりたい。我慢強くなりたい。
母のように優しくなりたい。父のように純粋になりたい。
兄のように広い心を持ちたい。弟のように自由でいたい。
姉のようにたくましくなりたい。
おじいのように愛する人のために一生を捧げられるような人間になりたい。
強い者には決して屈せず、弱い者にはいつでも味方できる人間になりたい。

もう下を向かない。自分の出来ることを一日一日やり続ける。
自分の家を守る。家族を守る。自分の信じたことを伝える。
この世界から笑顔が無くならないように命を捧げる。

この空や海に比べれば、私たち人間は本当にちっぽけな存在かもしれないけど、でも、私たちは未来を変えることができる。より良い世界を作ることができる。
     
もう神様がいても頼らない。
奇跡を起こすのは神様じゃなく、私たち人間なんだから。
たとえ愛くんが、この世で一番大切な人が一生目覚めなくても、私は死ぬまで『待田 純(まちだ じゅん)』であり続ける、と決めた!」
(2013.3.30 (151―終―)「いきる」)


「純と愛」の作者は、ドラマ「女王の教室」や「家政婦のミタ」で話題を呼んだ脚本家の遊川和彦(ゆかわ かずひこ)さん。
遊川さんが「純と愛」に込めた思いとは…?

ぶつかりあって、愛が生まれる
遊川は今年、NHK朝の連続テレビ小説「純と愛」を執筆している。
この作品で遊川が伝えたいのは、「人を生かすのは、人と人との絆」ということ。
絶望のふちにいる時、一人でも自分の事を本気で思ってくれる人がいれば、人は生きられる。
震災以降、何度も耳にするようになった“絆”を、あえて正面から掘り下げたいと考えている。 
また、この絆というテーマは、遊川の人生のテーマでもある。
徹底的にお互いをさらけ出しぶつかり合う中で生まれる相手を信頼する気持ち。それが遊川の背中を押してきた。
本気で相手の事を考えているからこそ、遊川は誰よりも真剣にぶつかって行く。
~NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」


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